世界選手権

2008シクロクロス世界選手権

36位。
最下位。
まだ、受け入れる事が全くできない。
何も考えられない。
世界選手権の為にすべてやってきたのだから。

試走もちゃんとした。
自転車も完璧なセッティングでサポートも完璧だった。

スタートして絶対こけてはいけない所でこけて、
あせってあせって、こけて、あせるからまたこけて。
その後も、こけてこけて木に突っ込んでインナーワイヤーが切れて
もう、身体もバイクも心も無茶苦茶になってグチャグチャのメチャメチャ
で、あまりの激しい打撲で自転車に乗れなくて歩いてしまった。
止めたいと思ったのは、すべて走ってきたレースの中ではじめて。
このままやめて会場から逃亡して誰も知らない所に行きたいと思った。
ボイタコーチの声が聞こえてきた。
止めたかった、でも止めたら、すべてが終わると思った。

本当に消えたいと思ったし、ピットを通る時自分のピットをみれなかった。
大きな応援と期待して望んでくれたスタッフの顔が見れない。
レースが終わって誰とも顔を合わせれない。
もう、今も言葉がない。
日本からも沢山の方々が応援してくれ期待もしてくれたのだから。
それに答える事ができなかった。
何も、どうしたらいいのかもわからない。
自分が甘かったとしか言う事がない。
優勝はハンカ。
どんな時もやはり強い。
自分の甘さを垣間見た2008シクロクロス世界選手権だった。
でもやめません絶対に。またがんばります☆



一緒に戦ってくれたスタッフの皆様、スポンサーの皆様、
沢山日本から応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。
このような結果となってしまいましたが、一人では走れないし、
皆さんの応援がなかったら走れません。
本当にありがとうございました。
これからも、がんばります。
土曜日から、ロードレースの合宿とレースの為オーストラリア、
ニュージーランドに行ってきます。


      豊岡英子