アジア選手権
結果は沖美穂選手が4位。和田見里美選手が5位。私13位。
唐見実世子選手が落車によるDNF。
ポイント12位までらしい。がーん。
すごく緊張した。
前日のミーティングは、心打たれるものがあり、チーム一団となって
絶対全員で勝ってやると強く思った。
当日は、やっぱり暑かった。
男子で宮澤選手が優勝したと聞いて日本チームのテントは湧いた。
まさにヒーローだった。
広瀬選手が帰ってきた。もうこれ以上動けないという所まで追い込んでいた。
真理さんが帰ってきた。めっちゃ焼けていた。速攻アイスを食べていた。
盛選手が帰ってきた。強烈な鬼引きだったらしい。
三浦監督は自分の足を信じろと言った。
スタートした。
スタート直後の逃げに注意しろ、中国、韓国から目を離すなと指示があった。
スタート直後タイとマレーシアとカザフスタンが逃げた。
30秒はあいている。監督から後ろに下がって一気に行けと無線が入り。
鬼踏みした。なんか調子いいかもしれないと思った。
4人で逃げ集団になり、回すがマレーシアとカザフは引かない。
すごい勢いで集団が追いついてきた。そしてタイが1人で行った。
追う気配はない。
アップダウンがきた。仕掛け合いだった。唐見選手が行きーの中国が行きーので、
韓国カザフが消えていった。次の平坦が遅すぎ追い付いてきた。
タイは強い1人で逃げている。相当気合いが入っている。
私だけ無線が入らなくなった。
折り返して、何回もアタックするが全然スピードが上がらない。
中国や台湾もアタックするが全然。
いらいら〜どうしたらいいのか。
でも、アタック&先頭交代するしかねーと思った。
沖選手と和田見選手は最後スプリント勝負が控えているので、
出来る事はすべてやろうと思ったけど、沖選手が登り鬼引きしている〜。
やべ〜と思ったけどカッコイイ〜。
唐見選手も登りでスピードアップの一列棒状ですから〜。
ガンガンいっちゃうよ〜って感じでもう一回中国の選手と2人でちょっと逃げーの、
吸収されてタイの選手も段々近くなってきて、やっとラスト20キロくらいで追い付いた。
10キロからバンバン行けと言われていたのでガンガン行った。
ラスト3キロで後ろから、おもいっきり行った。でも吸収。
もう右足が思うように動かない。ラスト500メートルで中国のスプリンターと隣の選手が
接触し落車が発生。
私は一番左に居たので巻き込まれなかったが、中国の後ろに沖選手がいたからヤバイと
思ったが、どうにか避けて行ったけど前とはもうかなり離れてしまっている。
また落車が起きた。でも沖選手と和田見選手は大丈夫そうだ。
私も踏めるだけ踏んだ。でも13位だった。
唐見さんは落車に巻き込まれてペダルが半分削れていた。火の粉まで上がっていた。
ゴールして、沖選手に「ごめん4位だった。でもありがとう、助かった」と握手してくれた。
泣きそうになった。たぶんだけど、私が思っただけだけど、私が勝手に推測してるだけだけど、
美穂さんが一番悔しいのだと思う。
だから、大泣きしそうになったけど、がんばってサングラスで涙は隠した。
みんなで唐見さんを探してたら、落車で痛がっている選手が沢山いた。
唐見さんは大丈夫じゃなさそうだけど大丈夫って言っていた。
自転車は入院確定って感じだった。
3人でテントに帰った。
レースの事色々話した。
たら、ればは無いとはっきり沖選手は言う。
また一緒にチームで走りたい。
次は、もっとパワーアップして。
悔し涙はいらないと三浦監督はいつも言う。
その通りにするぞ。。。。
今回初めてアジア選手権に選んでもらえて本当によかった。
得る物は山のように沢山あった。
今回の大会の為に暑い中ずっとサポートして頂いたスタッフの
皆様本当にありがとうございました。
私は、ここでロードレースはシーズン終了。